CROWN OVERALLS

HISTORY
1903年10月、ネクタイセールスマンのベルマンとS.Levynoの共同出資で”Crown Overall Manufacturing Company"が誕生しました。
小さなビルでオーバーオールから下着まで、さまざまな製品を製造していたミシンわずか14台の小さな工場(ローレル社)で"The best for money"を揚げオーバーオールの製造への製造への注力したしたことから[Crown Overalls]の歴史がスタートします。
ネクタイセールスの旅にオーバーオールのサンプルを持参し、受注を開始。
他社を圧倒する品質、価格によりオーバーオール事業は成功をおさめ成長を続けます。
同社の歴史で特筆すべき点は、確認されるだけでも1938年以降、HEADLIGHT and CROWNというように、ヘッドライトブランドを持つラーンドカーター社と共に広告や封筒などに登場していました。
プライムストリートの本社ビルは現存しています。
CROWN、その名の通り王冠マークはクラウド社のトレードマークです。
王冠の中のB&Lは
・創業者Oscar BermanのBと
・共同出資者S.LavyのL
であろうと思われる。
クラウンというブランドを根付かせることを第一に考え、社名をB&Lではなく、
あえてブランド名と同じにした、と社史には書かれています。
王冠は、広告以外にも、チェンジボタンにも登場します。
カーハートと並んで、とても手の込んだ美しいデザインのチェンジボタンです。
NOW&TOPICS
1960年代にCrown Overall Manufacturing Companyはランドカーター社と共にカーハートに買収、合併され消滅しましたが、現在も本物のワークの老舗としてその認知度は高く40年代~50年代に製品が、ヴィンテージ市場に流通するだけではなく、販促用看板やPAPER SIGNまでもが高額出品されています。